KDDIは3月20日、対イラク戦に伴う国際通信状況について発表した。それによると、3月17日〜19日、イラク情勢の緊迫化を受けて同社のイラク宛て国際通話トラフィックは急増したという。そのため同社はイラク向けの中継ルートを通常の2カ国経由2ルートから4カ国経由4ルートに拡大して対応した。
これにより一旦接続状況は改善したが、その後トラフィックが一層増大したため、つながりにくい状態が続いたという。 同社ではその改善策として3月20日午前11時、中継ルートを7カ国経由7ルートに拡大した。しかしトラフィックはなお一層増大したため、同日の午後になっても平常時に比べてつながりにくい状況が続いたという。
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