eBay傘下のオンライン決済サービスPayPalは米国時間12月3日付のブログで、WikiLeaksが資金集めのために利用していたPayPalアカウントを「恒久的に削除」したことを明らかにした。
同ブログには「WikiLeaksが利用規定に違反したため、PayPalはWikiLeaksのアカウントを恒久的に削除した。利用規定には、違法行為に携わるよう奨励、推奨、支援、指導するためにPayPalの支払いサービスを使用することはできないと明記されている。われわれはこの措置について当該アカウント保持者に通知した」と書かれている。WikiLeaksのサポートページでは現在、PayPalの名前に取り消し線が引かれている。
WikiLeaksに対しては、米国のEveryDNS.netも2日、wikileaks.orgドメインを削除したと発表していた。正体不明の団体からWikiLeaksドメインを狙ったデータが大量に送信され、他のユーザーに脅威が及んでいるためだという。WikiLeaksはその後、スイス、ドイツ、フィンランドのドメインを新たに使用している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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