無料のクロスプラットフォームブックマーク同期サービスを提供するXmarksに救いの手が見つかった。同社は9月、財政難を理由にサービスを2011年1月で終了すると発表したが、その直後に同社最高経営責任者(CEO)のJames Joaquin氏が、サービスの有料化や事業売却の可能性を示唆していた。
Xmarksは米国時間12月2日、クロスプラットフォームパスワード管理サービスを提供するLastPassが同社を買収したことをブログ投稿で発表し、同サービスを一部有料化することを明らかにした。
新しいビジネスモデルでは、異なるブラウザ間のブックマークやパスワード、開いているタブの同期などXmarksのほとんどの既存サービスが無料のまま利用できる。しかし、年額12ドルの「Xmarks Premium」を選択すると、iPhoneやAndroid対応など、強化された新機能や優先サポートといったサービスが提供される。
また、ブログによると、年額20ドル払えば、XmarksとLastPassの両方のPremiumサービスを受けることができ、個別に有料サービスを利用するより4ドル割安になるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」