Panda Securityは11月16日、セキュリティ業界やセキュリティ企業についてポピュラーな都市伝説を集め、ブログで発表した。同社のコミュニティ、FacebookとTwitter、ブログなどの意見をまとめ、同社が考察を加えている。
「セキュリティ企業はウイルスを作っている」を取り上げ、しばしば耳にする意見ではあるが、同社が毎日約6万3000種の新しいウイルスを受け取っていることからもあり得ないと断じている。また「セキュリティ企業はハッカーを雇っている」については、故意に悪意のある“Black hatハッカー”と契約することはなく、逆に基本的に良い“White hatハッカー”は常に探しており、雇用しているとした。
「MacやLinux、携帯電話プラットフォームのウイルスは存在しない」については、実際には全プラットフォームに対するウイルスが存在しているが、サイバー犯罪者は利益を求めるため、より利用ユーザーの多いWindowsをターゲットとしているとした。このほか「ハッカーやウイルス作成者、システム侵入者になるには、多くの知識が必要である」「女性はセキュリティ企業では働いていない」「100%の安全とプライバシーについて」をまとめ、またウイルスに関する都市伝説や陰謀説も紹介している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」