ネットレイティングスは10月8日、ニールセン・オンラインが提供するインターネット利用動向調査「NetView」データをもとに、職場でのインターネット利用についてまとめた。職場でのインターネット検索サービス利用頻度は、家庭の2倍になるという。
調査によると8月時点で、家庭、職場からのPC利用によるインターネット利用者数は6063万人で、そのうちの約30%の1771万人が、職場のPCからインターネットを利用していることがわかった。さらに、家庭と職場での併用利用者は921万人で、職場のPCからの利用者全体の52%であった。
時間帯別に、「家庭のPCからのインターネット利用状況」と「職場のPCからのインターネット利用状況」を比較すると、7時から18時までの時間帯、職場のPCからのインターネット利用率は約80%にのぼり、時間帯、利用率ともに、家庭のPCからのインターネット利用率を大きく上回る結果となった。
また、インターネット検索サービスについて比較すると、検索サービス利用者全体の「1人1回あたりの利用時間(1訪問あたりの利用時間)」は、家庭、職場ともに2分30秒程度。その一方、職場での「1人あたりの訪問数(利用頻度)」は、家庭の約2倍となる29回であり、ビジネス用途をともなったシーンでの検索行動が活発であることがわかった。
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