ネットレイティングスは7月27日、ニールセン・オンラインが提供するインターネット利用動向調査「NetView」の6月データをまとめ、発表した。
調査によると、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還したことにより、JAXAのサイト訪問者数が大きく増加していることがわかった。過去の訪問者数は40万人から70万人規模での推移であったが、6月には158万人に達している。
JAXAでは、はやぶさの帰還に向けて特設サイトを開設したほか、ブログやTwitterでも情報を提供してきた。はやぶさが大気圏に突入する様子の生中継がUstreamの人気コンテンツとなっており、テレビ放送で生中継されなかったことが、訪問者を集めた理由の1つであるとネットレイティングスは分析している。
訪問者の構成を見ると、性別では男女比が85対15と男性の占める割合が非常に高くなっている。また、年代別で見ると全体の42%を30代が占めており、なかでも男性の年代別構成では、30代が44%となっている。
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