Bill Gates氏が米国一の大富豪と聞いても驚きはない。だが、Forbesが発表した米国の富豪400人のリストで、Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏がAppleのCEOであるSteve Jobs氏を抜いたことには驚いた人もいるだろう。
Microsoftの共同創設者で元CEOのGates氏は、推定資産総額540億ドルで今回も1位となった。2位はBerkshire HathawayのCEOでGates氏の友人でもあるWarren Buffett氏で、資産総額は450億ドルだった。3位に食い込んだのはOracleのCEOを務めるLarry Ellison氏で、資産総額は270億ドルだった。
11位には、Googleの共同創設者であるLarry Page氏とSergey Brin氏が資産総額150億ドルで肩を並べた。以下、DellのCEOであるMichael Dell氏(15位、140億ドル)、MicrosoftのCEOであるSteve Ballmer氏(16位、131億ドル)、Microsoftの共同創設者であるPaul Allen氏(17位、127億ドル)、Amazon.comのCEOであるJeff Bezos氏(18位、126億ドル)と続く。
さらにランキングを見て興味深いのは、2009年にはリストに入ってもいなかったZuckerberg氏がJobs氏(42位、61億ドル)よりも上位にいることだ。Jobs氏がAppleを創設したのは、Zuckerberg氏が生まれる8年ほども前だった。資産総額69億ドルで35位に入ったZuckerberg氏は、自ら立ち上げたソーシャルネットワーキングサービスFacebookが大人気で、2009年に2億ドルの資金提供を受けたことから躍進した。一方のAppleは、先ごろ株式時価総額でMicrosoftを追い抜いたものの、Jobs氏の資産価値の大部分を占めているのは、同氏がCEOを務めていたPixar Animation Studiosを2006年に74億ドルで買収したDisneyの株式だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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