Appleの「iTunes Store」では、音楽やビデオのほかにソフトウェアも購入できるようになっているが、市場調査会社NPD Groupが米国時間8月31日に発表した調査結果によると、iTunes体験の中心は今でも音楽だという。
NPDは5月、同社のウェブパネルのメンバー3800人以上を対象にオンライン調査を行った。その結果、「iPod touch」と「iPhone」のユーザーのすべてが無料のアプリをダウンロードしたことがあると示された。それに対し、音楽を購入しているユーザーは82%で、音楽のみを購入しているのは52%となった。また、半数以上は、iTunesを使う時間の大部分を音楽の検索に費やしているという。
NPDのシニアエンターテインメントアナリストRuss Crupnick氏は次のように語っている。「デジタル音楽の売上高は成長が減速している。その落ち込みの一部は、アプリに関心が移っていることと関連しているのかもしれない。それでも、iTunesでの購入者は、視聴から発見、購入まで、全面的に音楽に関わっている」(Russ Crupnick氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス