複数のブログの報告によると、一部のiTunesアカウントがハッキングされ、アカウントの決済情報を使って「iTunes App Store」からアプリケーションが購入されているようだ。
Engadgetは米国時間7月4日、Thuat Nguyenという名の開発者による書籍アプリが不可解な売り上げの伸びを示しているとする記事を掲載した。記事によると、執筆時点でiTunes App Storeの書籍部門で売り上げの大きい書籍50件のうち、42件がNguyen氏によるものだったという。さらにEngadgetでは、「望みもしないのに、これらの特定の書籍のために何百ドルというお金が(iTunesの)アカウントから使い込まれているという複数の報告がある」と述べている。
またブログのTNW Appleでは同様のことが、ある開発者1人のアプリケーションという域を越え、国際的に行われているようだと報告した。同ブログではMacRumors: Forumsサイトへの複数の投稿を引用している。
TNWに引用されたある例では「昨日、信用組合から連絡があって、わたしのデビットカードで不審な取引があったと言われた」「iTunesで40〜50ドルの価格帯で10件のトランザクションがあったので合計558ドルだ」と報告されている。
米CNETではAppleにコメントを求めたが、本稿執筆時点で回答を得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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