Joseph Biden米副大統領は米国時間6月17日、ワシントンD.C.で開かれた記者会見で、「違法コピーは窃盗行為」であり、Tiffanyのショーウィンドウをたたき割り、商品を強奪するのと何ら変わりはないと語った。
Biden副大統領は、同国の知的財産の保護に向けた政府方針を紹介した。会見に同席した米知的財産執行調整官が公表した報告書(PDF)には、各国政府と協力して米国以外を拠点とした著作権侵害サイトに対応することなど、33種類以上の提案が含まれており、今後、この提案の実施について協議していくという。
エンターテインメント業界はBiden副大統領の発言を歓迎している。同業界はここ数年、デジタル技術による著作権侵害の被害が毎年莫大な金額となっていると主張している。エンターテインメント業界が著作権侵害で被るコストについて、懐疑的な意見も多数あるものの、Obama政権は知的財産の保護に非常に前向きな態度を示している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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