Microsoftは米国時間12月6日、総額260億ドル規模のLinkedIn買収を欧州連合(EU)が承認したことを明らかにした。プロフェッショナル向けソーシャルネットワーキングサービスLinkedInの買収は、EUによる審査の対象になっていた。
EUの執行機関である欧州委員会は、この買収を承認する条件として、Microsoftが向こう5年間にわたり、競合するプロフェッショナル向けネットワーキングサイトについて、「Office」のアプリケーションおよびクラウドサービスへの組み込みを認めるよう求めた。また、Microsoftによると、EU圏内のPCメーカーは、LinkedInのアプリをプリインストールしないことを選択できるという。
Microsoftは、EUの規制当局がこの買収について独占禁止法違反の懸念を表明したことから、11月の段階で譲歩案を提出していた。この承認を受け、買収は数日中にも成立する見込みだと、Microsoftの最高法務責任者Brad Smith氏は同社のブログ記事の中で述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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