Googleの共同創設者であるLarry Page氏が、空飛ぶ自動車を開発する謎に包まれた2社のシリコンバレー新興企業にひそかに出資しているという。Bloomberg Businessweekが米国時間6月9日に報じた。
カリフォルニア州マウンテンビューにあるGoogle本社の隣に2010年に拠点を構えたZee.Aeroは以前、Googleに限らず、どの技術企業とも何の提携もしていないと述べていたが、創設時からPage氏が秘密裏に出資していたと報じられている。
Page氏は、1億ドルを超える個人資産を同社に投入しているが、自身の関与は公表しないように求めたとされている。Bloombergが、Zee.Aeroをよく知る10人の関係者の話として報じた。
同社は、NASA、Boeing、Space Xから雇用した航空宇宙設計者やエンジニアの支援を得て、垂直に離着陸可能な電気飛行機を開発しているという。
2つめの新興企業Kitty Hawkは、「クアッドコプタードローンの大型版のような」輸送機を開発しているとBloombergは報じている。特殊プロジェクト研究部門であるGoogle Xの創設者が率いる同社に、Page氏は2015年に出資したされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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