Googleはこの数週間のうちに、独禁法違反で欧州委員会(EC)から過去最高額の罰金を課される可能性があるという。英国紙The Sunday Telegraphが報じている。
欧州連合(EU)はウェブ大手の同社に対し、検索市場を独占したとして約30億ユーロ(34億ドル)の罰金を課すことを検討していると同紙は報じた。Googleにコメントを求めたが直ちに回答は得られなかった。
検索をめぐるGoogleとEUの間の対立は、もう6年も続いている。Googleが世界最大のシェアを誇る検索エンジンとしての地位を乱用し、競合他社よりも自社のショッピングサービスに不当に優遇していると、EUが主張していることが争点となっている。
EUは2010年にGoogleに対する調査を開始したが、和解条件で同社と合意が得られず、調査はこれまでに何度も行き詰まった。
独禁法違反に伴う罰金のこれまでの最高額は、Intelに対する10億6000万ユーロ(14億5000万ドル)で、違法な反競争的慣行によって競合他社をコンピュータチップ市場から排除したとして2009年に課されたもの。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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