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脳波キャッチャーや新感覚チェス--「SENSORS IGNITION 2016」の注目プロダクト6選

2016/03/01 13:22
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 テクノロジ×エンターテインメントメディア「SENSORS」のリアルイベントである「SENSORS IGNITION 2016」が、2月26日に開催された。2015年に続き2回目となる今回も、展示ブースには多くのプロダクトやクリエイティブが集結した。今回は、その中から6つのプロダクトを紹介する。

「脳波キャッチャー」--ピラミッドフィルム クアドラ

 まず、始めに紹介するのは、ピラミッドフィルム クアドラが提供する、脳波で動くクレーンゲーム「脳波キャッチャー」だ。専用のヘッドホンを装着し、目の前に現れるさまざまなタイプの画像を見続けることによる脳波の変化を検出する。クレーンは脳波の変化にともない、LIKE、EXCITE、RELAX、HATEのいずれかに動く。目の前の画像によってクレーンが移動するため、自分の脳波を可視化することができる。


画像のタイプによって脳波が変化し、クレーンが移動する

「論文まもるくん」--九州工業大学

 以前、ウェブメディアSENSORSでも取り上げられた「論文まもるくん」がリアルイベントに登場した。キーボードから手が離れたことをセンサが感知すると、箱の中からアームが出現し、キーボードの「Ctrl」+「S」を押してくれる仕組みとなっている。開発者の熱意からは、情報過多社会におけるデータの重要性を再認識させられる。


非常にユニークなプロダクトだが、今のところ一種類のキーボードにしか対応していないという

「VIE SHAIR」--VIE SHAIR

 続いてソーシャルヘッドホン「VIE SHAIR」を紹介する。世界初のフルオープンエアーヘッドホンであり、音楽を聴きながら同時に外の会話も聞くことができる。無線接続が可能なためコードレスとなっているほか、ヘッドホンのLEDを自在に光らせることができる。販売に先駆けて、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で3月9日よりローンチされる。


外の音も聞こえるため安全性に優れている。サイレントディスコにうってつけ

「SPEED CHESS」--touch. plus

 バスキュールのメンバーなどにより構成されたtouch. plusが、「SPEED CHESS」を出展した。チェスをよりエキサイティングなものにするために、ターン制の概念を廃止したことが特徴で、一瞬の判断・戦略が要求される。

 世界に一台しかないという実機は、日本では販売されていない特殊なディスプレイを用いており、普段はバスキュールのエントランスに置いてあるそうだ。機会があればぜひ一度試していただきたい。


筆者も体験してみたが、写真を撮っている隙に一気に攻められ敗北を喫した

「あ」--team Panai

 文字通り「あ」の形をしたこのプロダクトは、内蔵された多数のセンサが触れ方を認識し、その触れ方に応じた感情の「あ」を発声する。たとえば、折り曲げると低い「あ」を発声したり、なでると優しい「あ」を発声したりする。発声パターンは200種類以上用意されているという。開発者は、感情は「あ」という言葉のみで表すことができるのではないかと説明している。「あ」によって新しいコミュニケーションの形が生まれそうだ。


展示ブースでひときわ異彩を放っていた

「PLEN2」--PLEN Project

 3Dプリンタで作れるオープンソースな小型のヒューマノイドロボット「PLEN2」。主な部品を3Dプリンタで出力できる小型ロボットであり、動作を誰でも作れるプログラミングツールも公開している。


動作を作ることができるツールを公開している

 PLEN2は、他のヒューマノイドロボットと比べてオープンさを強調しており、今後のロボット産業の方向性を示しているといえる。


主要部分は3Dプリンタで作られている

 会場では、今回取り上げたプロダクトのほかにも、ココノヱの「召喚!らくがきモンスターズ」や、後藤映則氏の「toki」など、非常にユニークなプロダクトが多数出展されていた。

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