短時間で消失するメッセージを手がけるSnapchatは、IPO(新規株式公開)を検討しているが、しばらくはその計画を明かさないつもりだ。
Snapchatの最高経営責任者(CEO)を務めるEvan Spiegel氏は米国時間5月26日、カリフォルニア州ランチョパロスベルデスでRe/codeが主催したCode Conferenceの壇上インタビューで、「われわれは本当にIPOする必要があり、そのための計画がある」と述べた。この発言によって、時価総額150億ドルの新興企業である同社が、IPOを検討していることを初めて公に認めた。
24歳のSpiegel氏はIPO計画についてそれ以上は語れないとしつつ、「先進国市場」における同社のデイリーアクティブユーザー数が1億人に近いことを明かした。
「重要なのは、(それらのユーザーのうちの)65%がコンテンツを作成しているということだ」と同氏は述べた。
2011年創設のSnapchatは、設定した時間が経過すると自動的に消滅する写真や動画を友人と共有できるモバイルアプリを提供している。2014年8月に同社のサービスが世界中で1億人を超えるユーザーを獲得したと発表していたが、2015年1月のある報道によれば、アクティブユーザー数は2億人に迫っている可能性もある。
このような成長にもかかわらず、Snapchatはほとんど収益を生み出していない。とはいえ同社は1月に入り、CNN、Yahoo News、ESPNなど複数の有名な企業の広告をユーザー向けに表示し、利益の創出に真剣に取り組む姿勢がある旨を発表している。
Snapchatは過去にFacebookからの30億ドル規模の買収提案を拒否している。このことが明るみになって以来、同社が将来的にIPOをするのではないかという憶測が広まっていた。さらにSnapchatが2014年にバンカーのImran Khan氏をチームに迎え入れたことも、同社が近い将来にIPOを予定していることを示唆している。Khan氏は中国のEコマース大手であるAlibabaが同年に実施した大規模なIPOを支援した人物だ。
Spiegel氏は26日に買収提案を受ける意向があるのかと問われ、「ノー」とだけ答えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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