Intelが、ブロードバンドおよびネットワーク関連製品を手がけるLantiqを買収すると発表した。コネクテッドホームへの取り組みを拡大するための動きだ。
買収の条件は明らかになっていない。Lantiqはドイツのミュンヘンに本拠を置く企業で、主にブロードバンドプロバイダに製品を供給している。
今回の買収で、Intelはコネクテッドホームの時流に乗るテクノロジ大手の仲間入りを果たす。サムスンは既に、自社製品をインターネットに接続し、互いに連携させる計画を発表しており、またGoogleはスマートサーモスタットを手がけるNest Labsを買収している。そのほかAppleからMicrosoftまで、どこもコネクテッドホームに関する何らかの取り組みを行っているのが現状だ。
Intelは、自社のケーブルゲートウェイ事業にLantiqの技術を統合し、多くのデバイスを互いに接続させることを目指している。そうしたデバイスは、Intel製プロセッサを搭載する可能性が高い。加えてIntelは、好調なモノのインターネット(Internet of Things:IoT)部門を擁する。Lantiqの買収は、そのIntelのポートフォリオを補完するものだ。
Lantiqは、IntelのIoTプラットフォームのゲートウェイ部分に組み込まれることになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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