サムスンは現地時間4月9日、有機EL(OLED)ディスプレイパネルに関する技術を窃盗した疑いで韓国警察から家宅捜索を受けた。
Bloombergが米国時間4月9日の晩に報道したところによると、ソウル地方警察庁は、OLEDテクノロジに関連する文書を探すため、韓国の牙山市にあるSamsung Display本社を家宅捜索したという。
サムスンの広報担当者がBloombergに語ったところによると、LG Displayの協力会社がOLEDテクノロジ関連文書をリークしたとされる件にサムスンが関与したかどうかを警察が確認しようとしているという。警察への通報者が誰であったのかといった詳細は明らかにされていないものの、LG Displayは自社が通報したわけではないと述べているという。
LG Displayの広報担当者はBloombergに対して「今回の調査は大型テレビ用のOLEDパネルのテクノロジに関するものであるが、警察自らが疑いを持ったようだ」と語った。
サムスンはこの件についての関与を否定している。
サムスンの広報担当者はBloombergに対して「われわれは世界で最も優れたOLEDテクノロジを有しているため、他社のテクノロジを盗む理由がない」と語っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手