ヤフーとグリーは11月8日、包括的業務提携に関する契約を締結したことを発表した。
今回の提携では、ヤフーが運営する「Yahoo! JAPAN」とグリーが運営する「GREE」のユーザー基盤、コンテンツの拡充などを通じて、相互の事業発展や競争力の強化を目指すことを目的としている。
具体的には、ソーシャルゲーム領域における連携として、スマートフォン版Yahoo! JAPANトップページなどからGREE上のソーシャルゲームへの誘導のほか、GREE Platformにおける決済手段のひとつとしてYahoo!ウォレットを採用。ほかにもYahoo!ポイントの連携について協議を行うほか、GREE Platformにおけるデベロッパー新規開拓の推進、ソーシャルゲームの共同開発ならびにその開発を目的とした法人の共同設立について協議するとしている。
またコンテンツの相互活用や共同支援における連携として、グリーが有する各種エンターテインメントコンテンツやオリジナルIPをYahoo!JAPANグループの各種サービスで活用することや、Yahoo! JAPANが有する各種エンターテインメントコンテンツとGREEのSNSとの連携、GREE Platformを通じたグローバル展開、映像デジタルコンテンツへの投資を目的とした法人の共同設立について、新たなエンターテインメント事業を開始することについてなどを協議していく。このほかCSR活動における連携も行っていくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス