モーションビートは10月17日、スパイアを吸収合併すると発表した。12月30日に合併し、商号をユナイテッドに変更する。
モーションビートとスパイアは、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)を共通の親会社とするグループ会社。これまでモーションビートはモバイル広告代理、スパイアはモバイルメディアレップを中心に事業を展開してきた。市場環境の大きな変化に伴い、新たな事業としてモーションビートは広告プラットフォームを、スパイアはトレーディングデスクとスマートフォンメディアを展開している。
今回の合併で、トレーディングデスク、広告プラットフォーム、スマートフォンメディアの3つの事業をコアとして打ち立て、それぞれの強みを融合させることで、スマートフォンマーケティング市場での競争力を高め、リーディングポジションを獲得すべく事業を展開するとしている。
合併方式は、モーションビートを存続会社とし、スパイアを消滅会社とする吸収合併方式で、スパイアは大阪証券取引所で12月26日に上場廃止となり、12月30日に解散する。
今回の合併で、モーションビートは新株式905万9092株を発行し、合併前日にスパイアの普通株式を所有する株主に対し、スパイア株1株につきモーションビート株0.5株を割り当てる。また、スパイアの各新株予約権の新株予約権者に対しては、モーションビート(ユナイテッド)の新株予約権を割り当て交付する。
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