iPad向け電子楽譜「piaScore」提供のプラスアド、夏野剛氏などから1100万円を調達

岩本有平 (編集部)2012年10月09日 13時59分

プラスアドは、9月までに個人投資家3名と創業者を引受先とする資金調達を実施したことを明らかにした。プラスアド代表取締役社長で創業者の小池宏幸氏のほか、慶應義塾大学政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛氏、ヤフー マーケティングソリューションカンパニー 事業推進本部長の宮澤弦氏、ほか1名から総額1100万円を調達した。

 プラスアドは2010年5月の設立。iPad向けの電子楽譜プラットフォーム「piaScore」の開発および運営を手掛ける。piaScoreは、電子楽譜を閲覧したり、書き込みをしたりできるほか、両手で楽器を持ったままでもジェスチャー操作で譜めくりできる機能などを備える。また、5万曲以上のクラシック音楽の楽譜を無料でダウンロードできる楽譜クラウドサービス「Cloud Play」なども提供する。 代表の小池氏は、2010年度IPA未踏IT人材育成プロジェクトにて、スーパークリエイターに選ばれている人物。

 同社では今回の調達を受けて、自動譜めくりやオンラインレッスンなどの新機能の開発や楽譜出版社等との協業を進めるとしている。

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