NHN Japan、グリー、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、ドワンゴ、ミクシィのプラットフォーム事業者6社は5月9日、各社で開発、運営しているソーシャルゲームなどのサービスにおけるすべての「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」に関して、新規にリリースするゲームについて提供を行わないとする方針を決定したと発表した。
さらに、各社で現在運営しているソーシャルゲームのコンプガチャについても、5月31日までに終了し、以降は新たなコンプガチャを提供しないことを決定したという。
今回連名で発表を行った6社は、ソーシャルゲームの利用環境整備の推進を目指し、「ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会」を設立している。6社は、今後取り扱うソーシャルゲームについて、協議会としてガイドラインを作成し、早急に公開する予定だとしている。
この発表と合わせる形で、すでにグリー、サイバーエージェント、ミクシィからはプレスリリースが発表されている。またディー・エヌ・エー(DeNA)では同日開催の決算説明会でコンプガチャ提供の中止を発表している。また、プラットフォーム事業者に加えて、ソーシャルゲーム開発会社のKLabも独自にコンプガチャの提供中止を発表している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス