Advanced Micro Devices(AMD)は、マイクロサーバ市場でIntelに対抗するため、サーバベンダーのSeaMicroを買収する。
AMDによると、同社は、エネルギー効率に優れたマイクロサーバを手がけるSeaMicroを約3億3400万ドルで買収する契約を正式に締結したという。
これまで、SeaMicroのサーバはIntelの「Atom」および「Xeon」プロセッサを使用してきた。将来の計画では、SeaMicroがAMDの「Opteron」チップを使ってサーバを構築することを予告している。
AMDは声明で、「AMDでは、AMDとSeaMicroのテクノロジを統合した最初のAMD Opteronプロセッサベースのソリューションを2012年後半に提供する計画がある。弊社は今後も伝統的なサーバ事業に堅実に取り組み、この分野への注力と投資を続けていくつもりだ」と述べた。
SeaMicroの革新には、何千ものプロセッサコアやメモリ、ストレージ、I/Oトラフィックを接続するスーパーコンピュータ型ファブリックが含まれる。SeaMicroのファブリックは複数のプロセッサ命令セットをサポートする。
SeaMicroの最高経営責任者(CEO)で、AMDに新設されるデータセンターサーバソリューション事業のゼネラルマネージャーに就任予定のAndrew Feldman氏は、「SeaMicroは、サーバの消費電力を劇的に削減し、同時にコンピュート密度および帯域幅を向上させるために創設された」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境