Twitterは長い間、同社の事業は成長していると述べてきたが、サンフランシスコ本社で米国時間9月8日に開かれた記者会見において、それを証明する多数の統計結果を公表した。
Twitterの最高経営責任者(CEO)を務めるDick Costolo氏によると(同氏のコメントはSearch Engine Landの記事に掲載されている)、同サービスの月間アクティブユーザー数は現在、世界中で1億人にのぼるという。そのうち5000万人が、同サービスに毎日ログインするとCostolo氏は述べた。
この数カ月間のTwitterの成長は、驚異的といっても過言ではない。Search Engine Landによると、同社の月間アクティブユーザー数は2011年1月1日から82%増加しており、また、今後4カ月間でさらに2600万人増加する見込みであるという。Twitterの月間アクティブユーザー数が2600万人に到達するまでには、4年(2006年~2009年)かかっている。
Twitterは、今回の最新統計結果を公表するわずか1週間前に、1秒あたりツイート数の新記録達成を発表している。同社によると、2011年8月のBeyonceの妊娠発表後、1秒あたり8868件のツイートが送信されたという。これにより、米国対日本の女子サッカーワールドカップ決勝で同サービスがにぎわったときに達成した、1秒あたり7196ツイートという前回の記録が更新された。
またTwitterは8日、ツイートしているこれらのユーザー以外にも、Twitter.comへのユニークビジター数は4億人にのぼると述べた。つまり、かなり多くの人々がTwitterを訪問し、コンテンツ作成には実際には参加していないものの、ツイートを読んでいることになる。実際、同サービスのアクティブユーザーのうち40%は、2011年8月にツイートもしていないとCostolo氏は述べたと報じられている。
今後の展望として、Costolo氏は、Twitterにいくつかの改善を加えたいと考えており、それには、より多くのコンテンツをユーザーに表示することや、ユーザーが自分の知っている人からのコンテンツをより容易に見つけられるようにすることなどが含まれる、とSearch Engine Landは伝えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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