AOLが、同社のインスタントメッセージングサービス「ICQ」をロシアのインターネット投資グループに売却する協議に入っていると報じられている。
ロシア紙Vedomostiによると、Digital Sky Technologies(DST)は2億〜2億5000万ドルでICQを買収する交渉を行っているという。AOLが1998年に4億ドルで買収したICQは、市場調査会社comScoreによると、ロシアにおける月間ユニークビジター数は約840万人で、同国第1位のインスタントメッセージングサービスだという。
先ごろTime Warnerから独立したAOLは2009年11月に、同インスタントメッセージングサービスの売却先を探すために投資銀行Morgan StanleyおよびAllen & Co.と契約したとうわさされていた。
DSTは、ロシアの有力インターネット企業グループの1つで、5月にFacebookに2億ドルの投資を行っている。
AOL関係者にコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」