楽天は8月7日、2009年12月期第2四半期(1-6月)連結決算を発表した。売上高は1397億9300万円(前年同期比14.8%増)、営業利益は234億2800万円(同28.3%増)、経常利益は224億1800万円(同28.9%増)となり、中間期の業績としては過去最高益を記録した。
不況による「巣ごもり消費」の拡大により、楽天市場を中心にしたEC事業が好調。営業利益では前年同期比39.3%増となった。トラベル事業においても、増収に加えコスト削減が功奏し高成長を示した。
また、銀行事業においては2月に連結化したイーバンク銀行については、資金運用が安定。今期の黒字転化を達成した。
純利益については、3月に実施した東京放送(現:東京放送ホールディングス)株式の買取請求により、法人税等調整額206億1600万円を計上。これを受けて前年同期比422.6%増の381億1700万円となった。
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