共和党のJudd Gregg上院議員が米国時間2月12日に米商務長官の指名を辞退した。これにより、有力候補として関心の的は、Symantecの最高経営責任者(CEO)であるJohn Thompson氏に移りそうである。
Gregg議員が指名される前は、Thompson氏の強力なテクノロジ分野のバックグラウンドおよび、世界的に有名なセキュリティソフトウェアの大企業におけるCEOという職務によって、同氏の名前が、さまざまなメディアで有力指名候補として取り沙汰されていた。
商務長官の職務は、産業安全保障分野、技術分野、米特許商標庁における知的財産分野、国際貿易分野にわたる。
また、当時上院議員だったObama米大統領が全米各地で選挙活動をしていた際、Thompson氏は同氏のために複数の資金調達パーティーを開催していた。
Thompson氏は米大統領選挙後にあたる2008年11月中旬、同氏が2009年4月にSymantecのCEO職を退き、同社の非常勤会長に就く予定であると明らかにしていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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