TechCrunchの報道によると、ある投資家グループが米Yahooの買収案をまとめつつあり、Microsoftに金銭的な後ろ盾を求めているという。
この案では、投資家グループが全Yahoo株式を現在の株価(1月7日の終値で1株当たり13ドル)に約20%のプレミアムを上乗せして購入することになる。
TechCrunchの報道によると、同投資家グループは、こういった条件の下で200億ドルの時価総額を有することになるYahooを買収すると同時に、Microsoftが2008年6月に提示していた買収条件と同等の条件で、Microsoftに対してYahooの検索事業およびマーケティング事業を売却するつもりであるという。
Microsoftはこの案に同意する場合、これらの事業を投資家グループから取得できる一方、Yahooの買収に必要となる資金の多くを投資家グループに対して事前に提供することになる。TechCrunchによると、Microsoftはこの資金を投資家グループに対して貸与するというかたちをとり、投資家グループはYahooの今後のキャッシュフローに基づいて定額の支払いを行うことになるという。
もっとも、この報道によるとMicrosoftはまだこの案に同意していないという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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