パナソニックは11月27日、2009年3月期(2008年4月〜2009年3月)の連結通期業績予想を下方修正したと発表した。純利益が前回予想時の3100億円から90%マイナスの300億円になるとした。
前回予想時に比べ、売上高は9兆2000億円から7.6%マイナスの8兆5000億円に、営業利益は5600億円から39.3%マイナスの3400億円になると修正している。
下方修正の要因としては、米国発の金融危機が世界中に連鎖したこと、国内外における景況感の著しい悪化、想定を上回る円高などを挙げている。
また、今後考えられるリスクとして、引き続き主要市場の経済状況および製品需給の急激な変動、ドル、ユーロ、人民元等の対円為替相場の大幅な変動を挙げているほか、他企業との提携またはM&Aで期待どおりの成果を上げられない可能性などを示唆した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」