富士通(黒川博昭社長)と松下電器産業(大坪文雄社長)は6月12日、富士通の生産管理システムと松下電器産業の工場見える化システムを連携させたソリューション「製造業見える化ソリューション」を10月に発売すると発表した。
価格は、工場見える化システム一式560万円から、生産管理システム一式(GLOVIA/MES、SCADAなど)が600万円から。
今回のソリューションは、生産管理システムで感知した製造現場の進捗遅れや、製造設備の一時停止といった状況をネットワークカメラで撮影。映像をもとに、製造設備の一時停止や緊急停止の原因を解析し、組立作業が遅延した理由の作業分析や動線分析などを行う。2社では、セル工程での組立作業時や製造設備の一時停止や緊急停止時などでの利用を想定している。
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