経済産業省はこのほど、優れたIT経営を実現している中小企業を対象に、経済産業大臣が表彰する「中小企業IT経営力大賞」を創設し、受賞企業を発表した。
「中小企業IT経営力大賞」の選定は、2007年9月10日に公募を開始し、11月30日までに429件の応募があった。以降、一橋大学大学院 商学研究科教授の伊丹敬之氏を委員長とする、有識者らで構成される審査委員会において、書類、および現地審査が行われた結果、大賞(経済産業大臣賞)をはじめ、優秀賞(各共催機関長賞)、審査委員会奨励賞、特別賞(中小企業庁長官賞)を22の企業が受賞した。
大賞(経済産業大臣賞)を受賞したのは、東洋ボデー(東京都武蔵村山市)、八幡ねじ(愛知県北名古屋市)、ヤマサキ(広島県広島市)の3社。各社自社で導入している業務管理システムや生産管理システムが評価された。
また、今回の受賞企業のほかに、IT経営の実践内容が企業内最適化を図っているなど、一定水準以上と認められる企業・団体に対して「IT経営実践認定企業(組織)」として認定。認定企業には、「中小企業IT経営力大賞」のロゴマークが付与される。
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