米国時間5月16日の朝、「Halo 3」のベータプログラムに参加しようというたくさんの人たちが、3つのマップからなる多人数参加可能なサンプル版のダウンロードに殺到した。しかしまさにその直後、Microsoft Game Studiosの別のゲーム「Crackdown」(邦題:「ライオットアクト」)を購入して、ベータプログラムのためのキーを受け取っていた人たちから、ダウンロードで問題が生じているという報告が届いた。
Crackdownを購入してHalo 3のベータキーを手に入れていた人たちは、1日の大半を、開発元のBungie Studiosが問題を修正するのを待って過ごすことになった。現時点では、解決されるときが近いという感触がある。午後になってBungieはウェブサイトを更新し、Halo 3のベータ版はまもなく修正されるというメッセージを掲載した。
「お知らせします。Halo 3ベータとCrackdownで発生した問題は、まもなく解消される予定です。Microsoftチームが解決策を見いだし、現在、最終テストを行っています。このテストを計画通りに通過すれば、(Xbox Live上の)Crackdownのアップデートのかたちで、これから3時間から6時間のうちに修正が提供されます」と、Bungie管理者の「SketchFactor」氏は書いている。
更新情報:確かに、太平洋夏時間の午後7時ごろ、Crackdownの自動更新が出された。「SketchFactor」氏は最新の投稿で次のように書いている。「お知らせします。ただいまより、Xbox LiveにおいてCrackdownの更新が入手可能になります。この更新では、それまでベータ版をダウンロードできなかった問題が修正されます。Microsoftチームがこの修正を用意しましたので、Crackdownを立ち上げた時に、このアップデートのダウンロードを促すプロンプト画面が表示されるはずです」
歓迎すべき内容ではあるが、修正のお知らせには但し書きがついている。Bungieの推定によれば、ダウンロードにはかなり時間を要する可能性があるというのだ。Bungieは発表の中で用心深く、「さまざまな要因により、お手持ちのゲーム機でこのアップデートの受信を完了するまで、最大4時間かかる場合がございますので、ご了承ください」と書いている。
ファンの怒りを和らげようと、BungieはHalo 3マルチプレーヤーベータプログラムの実施期間を延長すると発表した。それまではDデイ(ノルマンディ上陸の日)として知られる6月6日いっぱいに期限が設定されていたが、太平洋夏時間の6月10日午後11時59分までに変更された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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