GoogleがMicrosoftを上回り、最近発表されたランキングで「2007年のもっとも強力なグローバルブランド」に挙げられた。
技術系のブランドが、Coca-ColaやMarlboroやトヨタ自動車といった家庭で馴染みのあるブランドを押しのけて首位を獲得したのは、2007年で2度目である。
マーケットリサーチ会社Millward Brown Optimorによると、ランキングは財務成績と消費者心理を指標化したもので、Googleのブランドバリューは2006年ランキングからほぼ倍増の660億ドル以上となり、首位を獲得した。
Microsoftのブランドバリューは55億ドルで、2007年ランキングの3位に入った。GoogleとMicrosoft以外でトップ10入りした技術系企業は、中国移動(チャイナモバイル)が5位、IBMが9位となっている。
Millward Brown Optimorによる、2007年のもっとも強力なグローバルブランド(およびそのブランドバリュー)トップ10は以下のとおりである。
上記以外の技術系企業では、トップ100にNokia(12位)とHewlett-Packard(15位)とApple(16位)が入っている。
Millward Brown Optimorのグローバルブランド担当ディレクターPeter Walshe氏は、Silicon.comの取材で「Googleは、ブランドが示すものが明確であるという点、リーダーシップとイノベーションの認知という点で、まったく驚異的なブランドだ」と述べた。
トップ100にランク入りした業種では金融業がもっとも多く、全体の4分の1を占めている。技術系企業は2番目で5分の1、3番目は小売業であった。
Walshe氏によると、企業ブランド向上の鍵としてイノベーションが挙げられるが、技術系の企業はそのスコアが非常に高いのだという。同氏は「技術系のブランドは、刺激的で、好ましく、素晴らしいものだと受け止められている」と付け加えた。
このランキングは、ブランドが将来的に生み出すだろう価値を計算する目的で実施された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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