Lenovo Groupは米国時間8月25日、国際サービスを提供する部門を立ち上げ、責任者としてDell Servicesの元幹部を迎え入れた。
新設されたLenovo Services部門のシニアバイスプレジデントに任命されたのは、Christopher Askew氏。同氏はただちにシニアバイスプレジデントに就任し、シンガポールを拠点に活動する。
今回の動きの背景には、Lenovoは2005年にIBMのPC事業を買収して以来、ビジネスの強化に取り組んできたことが挙げられる。Lenovoは同買収を通じて、世界第3位の規模を誇るPCメーカーとなっている。
Lenovoの最高経営責任者(CEO)William Amelio氏は声明で「Lenovoにとって最大の課題は、顧客満足の向上だ。新設されたLenovo Services部門はこの目標の達成に取り組んでいく」と述べた。
Christopher Askew氏は1999年にDellに入社し、直近ではDell Servicesでアジア太平洋地域および日本担当のバイスプレジデントを務めていた。これまで経験してきた分野はセールス、マーケティング、プロフェッショナルサービス、マネージドサービス、フィールドサービスデリバリおよびロジスティクス、テクニカルサポートにおよぶ。
また同氏はCompaq ComputerおよびTandem Computersで管理職を経験し、欧米や中東、アフリカに赴任した。
「実績をみれば、事業を立ち上げたばかりの頃や、経営再建が求められる頃、高度成長を遂げている頃といったあらゆる環境において、同氏が財務面および運用面での目標を達成してきたことが分かる」とAmelio氏は述べる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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