ロイターの報道によると、オラクルの最高経営責任者(CEO)であるラリー・エリソン氏がフィナンシャル・タイムズの独占取材に応じ、オラクルが独自のLinuxディストリビューションの開発を検討中であることを明らかにしたという。取材の詳細な内容は、米国時間4月17日付けのフィナンシャル・タイムズに掲載されている。
エリソン氏は、OSからアプリケーションにいたるまでを販売するマイクロソフトのように、オラクルでも幅広いソフトウェアを取り扱うようになるべきだと考えたようだ。
また同氏は取材の中で、オラクルにとってLinuxこそがマイクロソフトの「Microsoft Windows」に対抗するうえで重要な製品になるとの考えを示し、同OSの展開を検討中だとも述べている。その中で、Linuxディストリビューター大手のノベルを買収することも検討したと、同氏は明かしている。
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