インターネット広告会社のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は4月6日、化粧品情報サイト運営のアイスタイル、インターネット広告大手のサイバーエージェントの2社と、メディアマーケティング事業を手がける合弁会社を4月10日に設立すると発表した。新会社は、化粧品情報サイトなど専門性の高いインターネットメディアと、雑誌、新聞といった他メディアを組み合わせ、新たな広告商品を開発、販売するという。
新会社の名称は「アイメディアドライブ」。資本金は2億円で、出資比率はアイスタイルが48.5%、DACが46.5%、サイバーエージェントが5.0%。代表取締役にはアイスタイル取締役の高松雄康氏が就く。
広告商品の開発、販売のほか、ウェブサイトなど各種メディアを利用した広告ネットワークの構築、運用を手がける。同ネットワークを通じて、インプレッション型/リーチ保証型/クリック保証型/行動ターゲティング型といった多様な広告商品を提供するとしている。
新会社には、アイスタイルが化粧品情報サイト「@cosme」の運営を通じて蓄積した、広告商品開発や口コミマーケティングのノウハウを導入。これにDACの広告ネットワークの運営ノウハウや、サイバーエージェントの女性向け情報サイト「@woman」「GiRLSGATE」といったメディアを組み合わせるという。
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