インデックスは2月10日、6月1日をめどに持ち株会社体制に移行すると発表した。グループ全体の競争力や成長力、経営管理体制の強化を目指す。
会社分割により、インデックスの全事業を新設する完全子会社に移管する。また、インデックス本体は持株会社として上場を維持する。
持株会社体制への移行後は、グループ全体の経営戦略の立案、執行などに特化し、経営資源の配分をする。また投資家や顧客への広報、IR活動、関連会社間の連携を管理する。さらに企業統治を重要課題として、コンプライアンス(法令遵守)体制の改善に取り組むとしている。
同時に、新設の事業子会社を含めた関連会社各社を「モバイル事業ユニット」「ブロードバンド事業ユニット」などの部門に分類。各部門ごとに権限委譲を進め、事業運営の機動性を高める。
インデックスでは3月上旬に、取締役会で会社分割の計画内容を決定する。4月中旬に開催する臨時株主総会の承認を得たうえで、6月1日を分割期日として分割登記をする予定。
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