新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2月1日、「情報家電サービス基盤フォーラム(SPIA)」を設立し、参加企業の募集を開始した。
このフォーラムは、情報通信システムや家電機器のベンダーや、大学、研究機関が合同で設立したもの。フォーラムの運営は情報処理相互運用技術協会(INTAP)と電子情報技術産業協会(JEITA)が担当する。そのほかNEDOの「デジタル情報機器相互運用基盤プロジェクト」も活動に参加する。ホームネットワークにおける情報家電機器間の連携やリモート管理・制御といった多様なサービスを提供できるようにする技術基盤について、有識者会議(SIG)を設置し、共通仕様の策定や標準化を進める。現時点では情報家電機器認証SIG、情報家電リモート管理SIG、高信頼Webサービス通信SIG、情報家電オントロジーSIGの4つのSIGを設置している。
現在、NECやソニー、松下をはじめとした約50の企業や大学、研究機関が同フォーラムへの参加を表明しているが、今後はソフトウェア開発企業やサービス事業者などへも幅広く参加を要請していく。なお、第1回のフォーラムは2006年2月15日に開催される予定だ。
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