ICF、「ライブドアとのM&A取引は法律を守って適切開示」

別井貴志(編集部)2006年01月20日 16時39分

 アイ・シー・エフ(ICF)は1月20日、2003年当時に完全子会社だったウェブキャッシング・ドットコムとエッジ(現在のライブドア)との株式交換契約、取引について、関連法規を遵守し、適切に情報を開示していると発表した。

 日本経済新聞の1月20日付け朝刊で報じられた内容に対しての発表だ。日経によれば、ライブドアグループによる証券取引法違反事件において、虚偽の情報を開示して買収した6社をめぐる偽計取引で、自社株の売却収入を還流させる仕組みの始まりは2004年3月に実施したウェブキャッシング・ドットコムなど3社の買収からだとしている。

 これを嫌気して、ICFの1月20日の株価は一時ストップ安まで売り込まれた。終値は3万2000円安(15.7%安)の17万2000円と大幅安だった。

 ICFでは、この件に関する経緯は以下とし、開示情報を改めて公開した。

  • 2003年12月15日:エッジとウェブキャッシング・ドットコムとの間で株式交換契約を締結
  • 2003年12月17日:M&Aチャレンジャー1号投資事業組合との間でエッジの株式売買予約契約を締結

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