セブン-イレブン・ジャパンとヤフーは11月18日、両社のビジネス資源を結合した包括業務提携を検討することで基本合意した。
両社はYahoo! JAPANが持つインターネット上の集客力や総合力と、セブン-イレブン・ジャパンが展開する約1万1000店舗のネットワークを融合したサービスの実現を目的としている。また同時に、両社が出資するセブンアンドワイに関して、2006年2月を目処に資本移動をすることにも合意している。資本移動後、セブンアンドワイはセブン&アイ・ホールディングスの連結子会社になる。
業務提携の検討を開始する案件の一例としては、インターネットオークションに関する物流と決済の拠点にすることが挙げられている。これにより、各店舗にて落札品の物流、受け渡し業務、落札代金などの収納代行が可能になる。
また、共同でセブン-イレブン店舗のプロモーションサイトを構築および運営し、Yahoo! Japanのコンテンツや広告からの誘導を実施することも検討している。
そのほか、地域情報関連サービスとして、両社の商品販売データやインターネット上の各種データを連動させた販売促進活動やYahoo!クーポンを使った来店促進活動、Yahoo!チケットで販売したチケットの発券サービス、セブン-イレブン店舗における「Yahoo! JAPANカード」の利用促進および関連業務やYahoo!ポイントの利用なども挙げられている。
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