GDHがコンテンツファイナンスへ参入--アニメやゲームなど1000億円のファンド

岩本有平(編集部)2005年11月18日 16時32分

 GDHは11月18日、コンテンツ投資会社のGDHキャピタルを2005年12月8日に設立すると発表した。資本金は3億円で100%GDHの出資となる。代表取締役にはGDH ファイナンス部門長の後藤文明氏が就任する。

 GDHキャピタルでは、アニメや実写、ゲームなどのコンテンツに対して投資をするコンテンツファンドの組成および運営と、将来有望なコンテンツメディア企業などに対して投資をするベンチャーキャピタルファンドの組成および運営の2つを核に事業を展開する。コンテンツファンドでは、GDHグループ以外の企業やコンテンツへの投資、融資、完成保証をするものと、GDHグループコンテンツへの投資をするものの、2つのファンドを組成する計画だ。

 ファンド規模は約100億円程度を予定しており、2010年度には合計約1000億円程度まで拡大する計画だ。

 また、GDHは同日、2005年9月に子会社化したオンラインゲーム運営会社ワープゲートオンラインについて12月1日付けで「ゴンゾロッソオンライン」に社名変更することを発表している。

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