GDH、会計システム基盤としてERPソフトSAP R/3 Enterpriseを採用

ニューズフロント2005年02月09日 16時28分

 GDHは、同社の会計システムを構築するにあたりSAPジャパンのERPソフトウェアSAP R/3 Enterpriseを採用するとともに、連結子会社3社に同ソフトウェア用の会計モジュールを導入した。GDHとSAPジャパンが2月9日に明らかにしたもの。

 これまで、GDHは自社および子会社の経費データ集計を簡易会計ソフトウェアで行っており、決算処理に時間がかかるという問題を抱えていた。また、2004年秋に上場を控えていたため、会計業務を迅速化/正確化し、連結子会社を含めた共通会計システムを構築することで、決算処理の速度を上げる必要もあった。

 SAP R/3 Enterpriseを導入は、会計モジュールの機能を極力そのまま活用したため、短期間で完了できたという。連結子会社3社も含めた同時展開も実現した。

 GDHは、アニメーションDVDの企画、制作、発売にかかわる購買発売業務へのSAP R/3 Enterprise導入も検討している。さらに、「コンテンツの権利関連事業に最適なSAPの著作権管理ソリューションにも注目している」(両社)

 SAPジャパンは、今春開催するコンテンツビジネスセミナーでGDHの事例を紹介する。

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