IBMのPC事業を引き継ぐ予定のLenovo Groupが第3四半期決算(1月末締め)を発表した。それによると、同社の売上は、前年同期の8億3970万ドルからわずかに減少し、8億770万ドル(63億香港ドル)になったという。また、PC出荷台数は19%増加したものの、純利益は前年同期と概ね変わらず4180万ドルとなった。
Merill Lynchが欧米のCIO(最高情報責任者)100人を対象に実施した調査によれば、IBMによるPC事業売却の発表を受け、同社の顧客企業は、他社製品を含むさまざまな選択肢を検討することになりそうだという。Merill Lynchのグローバル・ストラテジー・アナリストSteven Milunovichは、「ほとんどの回答者が、IBMのPC事業売却について賢明な判断だと考えている。しかし、IBMのPCを利用する顧客の45%が、ベンダーの入れ替えを検討する予定だ。なかには、IBMのほかの商品に対する依存の度合いも軽減させる計画であることを示唆する企業もある」と調査レポートに記している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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