Googleの株式公開(IPO)サイトに掲載された告知によると、同社の新規公開株への入札が、早ければ17日晩(米国時間)にも締め切られる可能性があるという。
同社IPOサイトの掲示によると、Googleは米証券取引委員会(SEC)に、IPO入札株の登録を米東部夏時間の17日午後4時に有効にするよう求めたという。
Googleは、証券取引委員会が同社株式を登録した後に投資家に通知する予定。
「こうした全ての兆候から、オークションが17日午後か夕方に締め切られるということが分かる。全ては順調に進んでいる」と同社のオークションに明るい情報筋は述べている。
しかし株式は翌日売買されるため、Googleの株価は18日の株式市場終了後にならないと決定しないだろう。
今年4月のIPO申請時には大々的に持てはやされたGoogleだったが、最近では同社の株式公開方法に関して、批判や論争の的にされている。
また同社は株式公開価格の予想範囲を1株108〜135ドルとしたが、複数の市場ウォッチャーは、最終的な価格はこの範囲を下回ると予想している。
機関投資家の中にはGoogleのIPOに懐疑的で、売買開始後に株価は上昇できないと見る向きもある。しかし一方で、同社株式に投資する前に様子見の姿勢をとっている機関投資家もいる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」