富士通は4月6日、プラズマディスプレイパネル(PDP)に関する特許を侵害したとして、韓国のSamsung SDIを東京地方裁判所と米カリフォルニア中部地区連邦地方裁判所に提訴した。富士通が同日明らかにしたもの。富士通によると「Samsung SDIは特許使用に対する対価支払いを拒否し、特許侵害を続けている」という。
対象となる特許の国内特許番号は2,845,183号。同特許について、富士通は「現在すべてのPDPに採用されている発光セル構造に関する発明であり、当社の所有するPDP基本特許の1つ」と説明する。
富士通は、Samsung SDIに対して特許侵害行為の停止を求めるとともに、国内において関税定率法に基づく特許侵害製品の輸入差し止め申請も行っている。
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