ライブドアは3月15日、ターボリナックスを完全子会社化すると発表した。買収は株式交換で行われ、子会社化は5月6日までに完了する。
ターボリナックスは1995年から日本語対応Linuxの開発、提供を行っている企業。サーバ/クライアント分野で高い評価を得ている「Turbolinux」は、日本語や中国語など2バイト文字を使うLinuxとしてアジア市場で広く知られているLinuxディストリビューションだ。一方、ライブドアは安価デスクトップLinuxである「LindowsOS 4.0日本語版」や、インストール不要の「LindowsCD」をコンシューマー向けに展開している。
ターボリナックスの子会社化によってライブドアは、サーバおよびクライアントの両分野においてオープンソースOSを提供することが可能になるだけでなく、両社の技術力とマーケティング戦略を統合することによるブランドの強化が図れるとしている。また、Turbolinux Chinaを活用したライブドアグループの中国におけるビジネス展開も視野に入れている。
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