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年末特集:ブロガーたちが選んだ2005年最注目記事を一挙公開!

2005/12/29 14:56
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 2005年にもっとも読まれた記事についてはすでにランキングを発表しているが、ブロガー達が注目したのはどんなニュースだったのだろうか。ここでは、記事につけられたトラックバック数をもとに、ブロガーが今年もっとも注目した記事を発表する。なお、トラックバック数は2005年1月1日から12月15日までの期間で計算し、転載記事は除いている。

まさに「アップル祭」となった2005年

 2005年にブロガー達がもっとも注目した記事のランキングは以下のとおりとなっている。驚くことに、10位までの記事のうち、8つの記事がアップルやiPodに関連したものという、圧倒的なアップル人気を示す結果となった。夏休み特集「2005年上半期の注目記事」で紹介したトラックバックランキングではグーグルやヤフーなどの記事がランクインしていたが、すべて圏外となっている。

2005年にブロガーが注目した記事(数字は12月15日時点のトラックバック件数) 記事掲載日
1 アップル、IBMを見限る--Macにインテル製プロセッサを採用へ206 2005年6月4日
2 アップルの音楽配信サービスがついに開始--100万曲が1曲150円から206 2005年8月3日
3 S・ジョブズ、認める--アップルのインテルチップ採用が確定146 2005年6月7日
4 アドビ、マクロメディアを34億ドルで買収117 2005年4月18日
5 ついに登場--アップルからiTunes対応携帯電話「Rokr」と超薄型「iPod nano」115 2005年9月8日
6 「Firefox 1.5」の正式版がついに登場--セキュリティ機能などが向上100 2005年7月5日
7 アップル、ビデオiPodと新型iMacを発表--動画配信に進出97 2005年10月13日
8 iPodの「Xデー」は9月7日--アップル、イベントの招待状を送付94 2005年8月30日
9 iPod専門テレビ局「PodTV」が開局--100チャンネルを無料で92 2005年7月15日
10 iTunes Music Storeのアフィリエイトがついに開始--4%の成果報酬90 2005年12月12日

大型の買収や提携も話題に

 そうした中でランキングの4位には「 アドビ、マクロメディアを34億ドルで買収」がランクインしている。アドビとマクロメディアの突然の合併について、ブロガーからは驚きの声が上がり、「PDF」と「Flash」や「GoLive」と「Dreamweaver」など、両社には競合するソフトウェア技術の開発の行方などが話題になり、「既存のソフトが無くなってしまうのでは」「超寡占状態になり、価格がさらに上昇するでは」といった不安の声が聞こえていた。また、社風の違いなどから合併じたいを疑問視する声もあったが、米Adobeは「既存製品のラインナップから無くなる製品はほとんどない」と語り、両社の持つ技術を融合させるとした。そして2005年12月には買収を完了させた。

アドビのマクロメディア買収以外にも、シマンテックのベリタス買収オラクルのシーベル買収や米国通信事業者の再編成など、2005年は大型買収が続いた年だったと言える。ライブドアとニッポン放送楽天とTBSの買収劇にも40前後のトラックバックがつくなどブロガーの注目が集まった。

2005年、アップル以外に注目されたのは?

 ランキングを見るとアップル一色だったと言っても過言ではないブロガーの注目記事ランキング。それではアップル以外にブロガーの注目を集めたのはどんな記事だろうか。

 やはり人気が高かったのはグーグルやヤフーといったネット企業に関する記事だった。数多くのサービスを公開し、多くのトラックバックを集めたGoogleだが、ブロガーが最も注目した記事は「グーグル、ウェブ分析サービス『Google Analytics』を公開へ」で80件以上のトラックバックがついた。ウェブ解析ツールとして定評のあった「Urchin」をベースにしたサービスが無料で公開されたことに喜ぶブロガーが多い中、「クリックスルーレートやリレバンシーを高めたいGoogleとしては、とても有益なデータが得られる場となるのは間違いない」とグーグルの戦略を分析しているものもあった。

 また、ブログ検索サービスを紹介した「グーグル、噂のブログ検索サービスを公開--4つのインターフェース」も75件のトラックバックがついた。やはりブロガーはウェブ解析ツールやブログ検索など、ブログの運営に身近なサービスのほうが気になるというところだろう。

 一方、ヤフーに関する記事では「ヤフー、シンプルながら機能強化した新検索『Yahoo! SEARCH』ベータ版を公開」に57件のトラックバックが集まった。現在正式版が公開され、レイアウトも変更されたYahoo! SEARCH(現:Yahoo!検索)だが、ベータ版公開の記事には「Googleに似たデザイン」という批判的なトラックバックが多かった。「ヤフー、ネットラジオ型の無料音楽配信サービスを開始」も53件のトラックバックがついた。

 また、FireFoxやOperaといったブラウザ関連の記事も人気が高かった。6位にランクインした「 「Firefox 1.5」の正式版がついに登場--セキュリティ機能などが向上 」をはじめ「Opera、無料版の広告掲載を取りやめ--ライブドアはパッケージを回収」や「タブブラウザ『Sleipnir2』アルファ版が公開--jig.jpと業務提携も」といった記事の注目も高くなっている。Internet Explorer(IE)以外のブラウザに関心を持つユーザーが増えているということだと思われるが、IE7の発表も近づいており、ブラウザのシェア争いの行方も気になるところだ。

 ここ1年ほどで一気にアクセスポイントの増えた公衆無線LANについての記事も忘れてはならない。発表当初「D-cubic」の名称でサービスを予定していたライブドアの公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」について報じた「ライブドア、月額525円で全国使い放題の公衆無線LANサービス--海外も視野に」もインパクトが大きかった。発表当初は税込525円という価格に注目が集まる反面、エリアやスループットに関する疑問を持つブロガーが少なくなかった。2005年12月現在、livedoor Wirelessは予定よりスケジュールが遅れているものの、着実に対応エリアを増やしている。

 読者が最も読んだ記事である「Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(前編)」も、ブロガーの注目を数多く集めた記事だ。2005年の重要キーワードの1つ「Web2.0」を取り上げたこの記事については、この概念に賛同するブロガーが多くいた反面、「曖昧なWeb2.0という定義は一部のマーケッターのお金儲けのためにあるもの」とするブロガーもいた。2006年にはWeb2.0と呼ばれる概念に即したサービスも多く登場することが予想されるが、その動向から「Web2.0」という言葉がどういう意味を持つのかはっきりと読み取れるのではないだろうか。

 2006年にはMicrosoftのWindows Vista発表が控えているほか、ネット業界ではアプリケーションのサービス化が進むとみられている。そして11月には携帯電話事業者は番号ポータビリティ制を開始するなど、2005年よりさらに注目すべきポイントが多くなりそうな2006年だが、果たしてブロガーはどういった視線でニュースを見るのだろうか。

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