KDDI、沖縄セルラーは10月18日、秋冬〜2011年春モデルとして、携帯電話やタブレットなどを含む、計23機種を発表した。
10月4日に発表したAndroid搭載スマートフォン「IS03」に続き、IS seriesとして東芝製の「REGZA Phone IS04」、シャープ製の「IS05」、Pantech製の「SIRIUSα IS06」の3モデルを追加。このほかにも、Android 2.2を搭載したサムスン電子製のタブレット端末「SMT-i9100」、Foxconn製のブックリーダー専用端末「biblio Leaf SP02」、全モデル防水対応となる従来タイプの携帯電話14機種、デザインケータイ「iida」ブランドモデル2機種、データ通信端末2機種をラインアップした。
また、スマートフォンでも「au Smart Sports」などのサービスに対応。スマートフォンのラインアップやサービスの強化に加え、カシオ製のタフケータイ「G'zOne」で人気を博した円形の「マルチサークルディスプレイ」を復活させたモデルの登場、auのデザイン端末「MEDIA SKIN」を手掛けたデザイナー吉岡徳仁氏によるスケルトンデザインの「X-RAY」など、auらしさが感じられるラインアップとなっている。
今回発表されたIS seriesで最も早く発売されるのは、12月下旬に予定しているSIRIUSα IS06だ。OSはAndroid 2.2、約3.7インチのTFT液晶(800×400ドット)を搭載する。Pantech独自の立体的な3Dアイコンにより、見やすく操作しやすいユーザーインターフェースが特長だ。ただし、「おサイフケータイ」や「ワンセグ」などの機能は搭載しない。価格は調整中だか、4万円を切る見通しという。
REGZA Phone IS04は、12.2Mのカメラを搭載した防水スマートフォンだ。約4インチのTFT液晶(854×480ドット)、モバイルレグザエンジン3.0を搭載し、ワンセグやYouTubeなどの動画を高画質で楽しめるとしている。OSは、Android 2.1を搭載する。おサイフケータイやワンセグ、「赤外線通信」「Eメール(@ezweb.ne.jp)」「デコレーションメール」「Cメール」といった従来のフィーチャーフォンの機能を備えるほか、下り最大9.2Mbps、上り最大5.5Mbpsの高速通信が行える「WIN HIGH SPEED」にも対応。さらにジャストシステムの日本語入力システム「ATOK」を標準搭載している。発売は2011年春の見込み。
IS05は、女性向けに持ちやすくコンパクトにし、カラーバリエーションとしてホワイト、ピンク、グリーン×ブラックの3種類をそろえる。OSは、Android 2.2を搭載し、Flashコンテンツにも対応。約3.4インチのNewモバイルASV液晶(854×480ドット)、8Mのカメラを搭載し、インカメラにより自分撮りもできる機能を備えた。REGZA Phone IS04と同様に、おサイフケータイなどの機能を備えるが、WIN HIGH SPEEDには未対応でATOKは搭載していない。発売は2011年春の見込み。
SMT-i9100は、Android 2.2を搭載したタブレット端末だ。約7インチのマルチタッチ対応ディスプレイを搭載している。また、Wi-Fiのみで、3Gは対応しない。12月中旬に発売予定のWi-Fiルータ「Wi-Fi WALKER DATA05」(Pantech製)など組み合わせて使うことを想定しているという。なお、SMT-i9100は「GALAXY Tab」をベースにしたものではないという。発売は2011年春の見込み。
このほかのブックリーダー、携帯電話14機種のラインアップは、追って紹介する。
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