アスキー・メディアワークスは3月5日、ケータイ小説大手の魔法のiらんどを子会社化したと発表した。アスキー・メディアワークスは角川グループホールディングスの100%子会社だ。
魔法のiらんどは1989年に創業した、無料ホームページ作成サービスの草分け的存在。120万タイトルのケータイ小説が投稿されているサイト「魔法のiらんど」を運営している。ケータイ小説の人気に火を付け、ドラマや映画にもなった「恋空」が代表作だ。ユニークユーザー数は600万人、アクセス数は月間35億ページビューに達する。
アスキー・メディアワークスは2007年に魔法のiらんど文庫を創刊し、同サイトのケータイ小説を文庫、書籍化してきた。両社の事業を拡大、発展させるため、魔法のiらんどの子会社化を決めたという。今後は単行本、コミック化なども積極的に手がけるとのことだ。また、角川グループとして、魔法のiらんど会員に電子書籍などグループのコンテンツを提供していく考えだ。
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