ウィルコムは5月11日、個人向け健康情報管理サービス「ポケットカルテ」について、全国の病院、診療所、歯科診療所の検索機能を追加したと発表した。
ポケットカルテは、特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センターの情報化プロジェクト「どこカル.ネット」、アピウス、メディカルコミュニケーション、ウィルコムが共同開発した、PC/携帯電話向け健康情報管理サービス。2008年10月1日に正式サービスを開始し、2009年1月末にはユーザー数が1万人を突破した。
今回、PCからであれば、住所、路線、診療科目から絞り込んで病院などの検索ができるようにした。検索結果には、病院の住所、電話番号、地図、診療時間を表示する。これにより、自身の健康情報を確認した後、医療機関の検索画面にワンクリックで遷移できる。
今後は、薬の服用管理ができる「お薬手帳機能」のモバイル対応、薬の外観から薬が検索できる「お薬検索」機能の強化を予定しているほか、アピウスが提供する電子カルテ「エクリュ」がポケットカルテの電子カルテ管理フォーマット(CDAR2)に対応することで、全国100以上の医療機関における電子カルテ情報をポケットカルテを通じてユーザー自身が管理できるようになるとしている。
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