携帯電話を利用した「振り込め詐欺」被害の抑制を目的に、警察庁が携帯電話会社に対して通信記録の保存期間を現行の3カ月から6カ月に延長する意向であることが明らかになった。
携帯電話の通信記録は、各携帯電話会社で原則として3カ月間保存している。しかし、犯罪捜査に際しては、手続き上、被害発生から検挙までに4カ月以上を要することが多いことから、警察庁や自民党の「振り込め詐欺撲滅ワーキングチーム」などから期間延長を求める声が挙がっていた。
今回、各社はこれに応じる形で通信記録の保存期間を6カ月に延長する方針。業界内で自主ルールを策定し、2009年夏にも実施される可能性がある。
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